飲み物で歯が溶ける!??
こんにちは！ 浄水通りこが歯科です。
お盆も終わり例年なら少しづつ暑さも和らいでくる頃ですが、
今年はまだまだまだこの暑さが続きそうですね・・・・・（^^；
みなさん水分補給はしっかりされていますか？？
熱中症や脱水症状にならないためにも、こまめな水分補給は
必要ですよね！
特にスポーツドリンクや炭酸飲料、缶チューハイや栄養ドリンクに黒酢など
普段よりも多く摂取する機会が増えてしまいますよね。
実はこれらの飲み物は酸が強いため、摂取しすぎると
歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうんです！！（@д@；）
このように歯のエナメル質が溶けて白くなっているところを脱灰（だっかい）
と言います。
エナメル質は、口の中が酸性になったり歯に酸が付着すると
溶けやすいという性質があるんです。
本来は、唾液に含まれるカルシウムなどがそれを中和し修復する
再石灰化（さいせっかいか）が行われますが、修復するには
時間がかかります。
そのため、酸性の強いドリンクや柑橘類を常に摂取してしまうと
長時間歯が酸に浸っている状態になります。
このように脱灰→再石灰化のサイクルのバランスが崩れミネラル分が
溶け出した状態が続くこのしくみを 「酸蝕歯」 (さんしょくし）
と言います。
酸蝕歯にならないよう予防するポイントは・・・・
●酸性の食べ物や飲み物を口にしたらすぐにお水やお茶を
飲む・うがい
●酸っぱいものを食べたら30分ほどは歯磨きを控える
→歯の表面が溶け出している状態は歯が軟化しているためハブラシ
でゴシゴシ磨くと削れてしまいます。30分ほど置いて唾液である
程度中和してから歯磨きするようにしましょう。
●フッ素入り歯磨き剤やジェル、洗口液を使う
→フッ素により歯の質を強くし酸に溶けにくい歯にしましょう。
以上をふまえて残暑をのりきりましょう！！(*^^)v
【医院名】浄水通り こが歯科
【法人名】医療法人 ティースファクトリー
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